【USCPA】//コラム//英語+@

米国公認会計士(USCPA)

こんにちは。Pです。

本日は英語+@というテーマで思うところを書いていきたいと思います。

結論として言いたいのは英語に+@のスキルを身につけることで可能性は一気に

広がり実務でも生きてくるということになります。

別の記事でも書きました通り、私は英語に関しては時間とお金を相当程度かけ

ながら勉強をしてきました。時間に関して言うと、社会人1年目から毎日ほぼ

1時間の勉強を3年近く継続してきました。お金に関しては英会話スクール、

通訳学校を含めると生涯200万円近く投資をしてきました。

しかし、私はある日ふと思いました。「この先には何があるのだろうと」。

その時は、TOEICで965点を取っていましたが、これを990点まで引き上げたと

して自分の人生は何か変わるのだろうかと。当時、通っていた通訳学校では同時

通訳を目指す人たちの中で、自分のレベル以上の人がごろごろいるということに

気付き、英語のプロとして食べてはとてもいけないと実感しました。確かに会社

では英語ができる人として認識はされていましたが、正直、特段

評価されるものではありませんでした。当時は営業の仕事をやっており、実務と

結びついていなかったためです。「自分は一体何を目指しているのだろうか?」

と自問自答しました。

その時、たまたま上司と外回りをしている時に上司が簿記2級を取得したという

話を聞きました。その時は恥ずかしながら簿記が何であるかもわかりません

でしたね。上司曰く、「簿記の基礎知識はどの部署に行っても必要」とのこと

だったので帰りに書店へ立ち寄りまずは3級のテキストを手に取りました。

中を見てみると、???すぎてその日は書店を後にしました。

その時は相変わらず英語の勉強を継続していたのですが、目標がなく

モチベーションが上がらない日々が続いていました。

そんな中、久々に実家に帰って昔の荷物を整理していると、大学時代の後輩

から譲り受けた電卓と簿記3級のテキストが見つかりました。確か後輩が

卒業して引っ越しをする時に何気なくもらったことを思い出し、その電卓と

テキストを持ち帰りました。そこからパラパラテキストを見るようになり、

こういう世界もあるのかと目を見開きました。簿記は最後貸借が一致する

ので直感的に勉強してて気持ちがいいと思ったのが幸いしましたね。結局、簿記

3級には受けずにそのまま2級のテキストを購入し勉強に没頭していきました。

それまで決算整理、減価償却費、貸倒引当金、仕掛品など全く見たことも

なかった私でしたが勉強から約半年で簿記2級を取得することができました。

会社でも空き時間に勉強していたのを上司にも見られておりましたので、恐らく

「こいつは数字に興味がある」と思われたのでしょう。次の異動先はそれまでの

営業とは全く違う数字を扱う部署でした。営業では使えないと思われたのかも

しれません(笑)。

次の部署ではひたすら数字を扱う業務でした。また英語を使うことは全くあり

ませんでしたが、数字でものごとを判断することの大切さを学びました。

ここでさらに簿記を深く勉強したいと思い、税理士試験の簿記論を取りました。

簿記1級と迷ったのですが、いずれ全科目を取ってみたいと思い簿記論の選択

しました。この部署で5年近くやった後、ニューヨークへ赴任したのですが、

ここでようやく今まで勉強してきた英語+財務管理会計のスキルが実務として大

いに生きました。初めての海外であったにも関わらず、業務にほとんど困らず

どんどん積極的に仕事ができたのはこれまでの勉強のおかげだと思いました。

そしてその実務の裏づけとして、仕上げとしてUSCPAの資格を取ったのです。

が。。。しかし。。。その後はまた別の畑に異動となりました。。。

全て上手くはいかないですよね。。。さすがに、年齢を考えても別の畑はきつい

ので、P動きます。

この経験から学んだことは以下の通りです。

  • 英語+@のスキルは必ず役立つのでコツコツ努力する
  • 資格を取ったのであればその投資を回収すべく行動する

それではまた。

P

 

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